コーギーって飼いやすい？歴史や特徴、日々のお手入れまで徹底解説！

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク（以下、コーギーと呼びます。）は、短い足と長い体が特徴的で、活発で社交的、家族思いな性格が人気の犬種です。
この記事ではコーギーについて、歴史や性格、日々のお手入れなど様々な観点から解説をします。
もしお迎えを検討している、すでに飼育しているけど改めて理解を深めたい飼い主様は、是非この記事を参考にしてください。

1 コーギーとはどんな犬種？
- 1.1 基本情報
- 1.2 歴史
2 コーギーは飼育しやすい？
3 まとめ
4 参考にした記事・文献

コーギーとはどんな犬種？

基本情報

コーギーは、胴長短足で丸みを帯びたお尻、大きくつぶらな瞳が特徴的な中型犬です。
その愛らしさに加え、活発で社交的、家族思いといった性格も人気の一つで、英国のエリザベス女王が愛した犬種としても知られています。

平均体重は性別関係なく約10~12kg、体高は成犬時で約25~30cm程度に成長します。
毛色はレッド×ホワイト色が最も人気です。

歴史

コーギーの歴史は古く、約1000年以上前から存在していたと考えられており、元々はウェールズ地方のペンブロークシャー地方で牧牛犬として飼育されていました。
また愛玩犬としての歴史も長く、12世紀、当時のイギリス皇帝であるヘンリー2世が愛したことでも有名です。
現在でも、王室御用達のロイヤルドッグとして、英国王室とは深いつながりがあります。

コーギーは飼育しやすい？

コーギーの性格

元々牧牛犬としての歴史もあったことから、性格はとても元気で、遊ぶことが大好き、社会性も高い傾向にあり、飼い主や他の犬に対しても友好的です。
一方で、興奮しやすく少し落ち着きがない傾向も見受けられます。
また、嚙みつき癖がつきやすいため、幼少期にきちんと教育することが大切です。
これは、ヒーラーと呼ばれる、踵に嚙みつき牛を誘導する牧牛犬としての名残だといわれています。

手入れのしやすさ〜抜け毛が多くブラッシングは必須〜

コーギーは「ダブルコート」という毛の生え方をしており、毛は一定の長さまで達したらそれ以上は伸びないため、基本的にはトリミング不要な犬種です。
毛先を整える程度で、1~2ヶ月に1回ほど必要に応じてカットしてあげるといいでしょう。

一方で被毛は抜けやすく、ブラッシングは必須です。
怠ると皮膚病にもつながる恐れになるため、最低でも週に2~3回程度のブラッシングは行い、整えてあげましょう。

遊ぶの大好き！お散歩以外にも室内で遊んでストレス発散

元来放牧犬として活躍をしていたことから、実は筋肉質でエネルギッシュな犬種なため、毎日30分ずつの散歩は必須です。
また、知能が高くトレーニングも好きなため、ドッグスポーツなどもおすすめです。

ただし、腰や関節の怪我にかかりやすい犬種のため、負担のかかるジャンプなどは控えめにしましょう。

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気をつけたい病気は？

ヘルニア
ヘルニアとは、脊椎の間にある椎間板が圧力に耐えきれずに損傷し、神経を圧迫することで、痛みや痺れ、神経障害などが生じる病気です。
ダックスフンドなどの短足種は特に、背中に加わる負担が大きく椎間板ヘルニアが発症しやすい傾向があります。
階段の上り下りやジャンプなども負担になりますので、スロープをつけるなどして負担をかけないようにしましょう。
また、肥満でもなるケースがありますので、体重管理はきちんと行うことも大切です。

股関節形成不全
股関節形成不全は、犬の大腿骨（だいたいこつ：太ももの骨）と骨盤の関節、つまり股関節が正しく発達しない状態です。
発症すると歩行時に痛みが生じたり、腰痛にもなります。股関節形成不全は主に成長期の大型犬種にみられ、発症は遺伝的な因子が大きく関与します。