ミニチュア・ブル・テリアって飼いやすい？歴史や特徴、日々のお手入れまで徹底解説！

ミニチュア・ブル・テリアは、愛嬌たっぷりの見た目とは裏腹に、とっても勇敢なブルテリアです。
この記事では、そんなミニチュア・ブル・テリアについて、歴史や性格、日々のお手入れなど様々な観点から解説します。

もしお迎えを検討している、すでに飼育しているけど改めて理解を深めたい飼い主様は、是非この記事を参考にしてください。

1 ミニチュア・ブル・テリアとはどんな犬種？
- 1.1 基本情報
- 1.2 歴史
2 ミニチュア・ブル・テリアは飼育しやすい？
3 まとめ
4 参考にした記事・文献

ミニチュア・ブル・テリアとはどんな犬種？

基本情報

ミニチュア・ブル・テリアは、特徴的な卵型の頭部に、つぶらな瞳、頭部から鼻先まで面長に傾斜しているダウンフェイスが特徴的なイギリス原産の中型犬です。

おどけたような見た目とは裏腹に、闘犬としての血筋を弾いていることから、勇敢でエネルギッシュな犬種です。

平均体重は約11~15kg、体高は成犬時で約35cm程度に成長します。

白い体毛に大きな斑が頭部についているカラーが一般的で、他にも「レッド」「フォーン」「ブラック×ブリンドル」などといった色が人気カラーです。

歴史

かつて闘犬として活躍していたブル・テリアを、より小型化し俊敏性を高めるために作出されました。

1835年のイギリスで、闘犬が廃止されたことから、一時は個体数の減少がありましたが、個体を保護しようと家庭犬に改良され、今の姿となったとされています。1991年に「小型のブルテリア」という枠から、独立した種として公認されました。

ミニチュア・ブル・テリアは飼育しやすい？

ミニチュア・ブル・テリアの性格

おどけた見た目でとても愛嬌があるが、それとは裏腹に勇敢でエネルギーが高く、タフです。
また闘犬だった名残から、攻撃的な面もあり、ブルドッグの血筋から頑固な側面もありますから社会化としつけは十分行います。

飼い主にはとても忠実なので、きちんとコントロールができるようになると頼りになるパートナーになり得ます。

手入れのしやすさ〜スムースヘアーでお手入れ簡単〜

スムースコート（短毛）のため、トリミングは基本的には不要です。
ブラッシングも週に一度ほどで十分です。
汚れた場合は、定期的にタオルで全身を拭いてあげましょう。

活発で遊び好き！暑さは苦手なので、散歩の時間帯に注意

中型サイズですが、とても活発で運動量も必要な犬種なため、1日2回40~50分程度の散歩が必要です。

また散歩に加えて、加えて、ドッグランなどの広い場所で自由に遊ばせてあげるのも、ストレス発散や運動不足解消に効果的です。

暑さが苦手な犬種なので、夏場などは散歩の時間や体調に特に注意を払いましょう。

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散歩は何分が正解？適切な散歩量を犬の大きさ別で解説します。

気をつけたい病気は？

皮膚乾燥
短毛種などは、皮膚をコーティングする皮脂の分泌が活発なため乾燥状態になりやすく、乾燥肌が進行すると、外部からの刺激によってかゆみが発生しやすくなります。犬の皮膚はとても薄く、かゆみのある部分を舐めたり掻いたりすることで、皮膚を傷つけたり、皮膚病を患っている場合は症状の悪化にもつながります。

聴覚障害
犬が出生時から聴覚を持たないか、あるいは後天的な理由で聴覚が部分的または完全に損なわれてしまう疾患です。

水晶体脱臼
水晶体脱臼は、眼内の水晶体が正常な位置からずれる疾患で、脱臼した水晶体は視力に影響を与え、場合によっては緑内障の原因となり得ます。
水晶体を支える線維の先天的な異常や外傷などによって発症するとされています。