キャバリアって飼いやすい？歴史や特徴、日々のお手入れまで徹底解説！

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル（以降、キャバリアと表記）は、垂れ耳がチャーミングで、温和で賢い犬種です。

この記事では、そんなキャバリアについて、歴史や性格、日々のお手入れなど様々な観点から解説をします。

もしお迎えを検討している、すでに飼育しているけど改めて理解を深めたい飼い主様は、是非この記事を参考にしてください。

1 キャバリアとはどんな犬種？
- 1.1 基本情報
- 1.2 歴史
2 キャバリアは飼育しやすい？
3 まとめ
4 参考にした記事・文献

キャバリアとはどんな犬種？

基本情報

キャバリアは、長く垂れ下がった耳と大きな瞳、柔らかくシルキー被毛が特徴のイギリス原産の小型犬です。
そのような見た目に加え、穏やかで温和な性格に魅了される飼い主様は多いのではないでしょうか。

平均体重は約5~8kg、体高は成犬時で約30cm程度に成長します。
毛色は「トライカラー」や「ブラック＆タン」「ブレンハイム」といった色が人気カラーです。

歴史

17世紀のイギリス国王チャールズ 2世も寵愛していてたとされています。

元々はマズル（鼻）の長い犬種であったが、品種改良によりマズルの短いタイプが好まれるようになり、徐々に従来のキング・チャールズ・スパニエルは姿を消しつつありました。

ですが、それを憂いた愛好家が、本来の姿を求めて改良。
絵画に残された昔の姿を復活させることが行なわれ、鼻の短いタイプとの区別を含め、改めてキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルと名付けられました。キャバリアとは「騎士」という意味です。

キャバリアは飼育しやすい？

キャバリアの性格

愛敬があり温和で他の犬や人とも付き合いやすい、飼いやすい性格といわれています。耳、口元、尾も垂れていてその見た目から滲み出ています。
家族に対して愛情深く、しつけや遊びなど一緒に過ごすことを好みます。

そのためしつけも容易ですが、全く行わないと吠える行動をとるケースもありますので、幼少期にしつけはきちんと行いしょう。

手入れのしやすさ〜耳の飾り毛は絡まりやすいので注意〜

キャバリアは「ダブルコート」という毛の生え方をしており、毛は一定の長さまで達したらそれ以上は伸びないため、基本的にはトリミング不要な犬種です。毛先を整える程度で、1~2ヶ月に1回ほど必要に応じてカットしてあげるといいでしょう。

耳と脚には豊かな飾り毛がある、とても優雅な犬です。その分、被毛は絡まりやすく毛玉ができやすいため、毎日のブラッシングは必須、整えてあげましょう。

アクティブではないが、散歩は毎日行きましょう

穏やかな性格なこともあり活動的な犬種というではないですが、運動不足になると肥満になり、遺伝的に発症しやすい心臓系の疾患などにも影響があるので、一般的な小型犬同様、20~30分程度の散歩を1日2回ほど行いましょう。

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気をつけたい病気は？

僧帽弁閉鎖不全
僧帽弁閉鎖不全症は、犬の心臓に関する疾患の一つで、心臓の左室と左心房を隔てる弁が正しく機能せず、血液が逆流する病気です。

脊髄空洞症
脊髄の中に水が溜まり空洞が出来てしまう疾患です。それらが脊髄を圧迫し、重症化する場合は、歩行障害や呼吸障害も引き起こす可能性があります。

白内障
白内障は、目の水晶体が濁り、視力が低下する病気です。これにより物がぼやけたり、かすんだりして見えにくくなります。白内障は高齢犬で発症するケールが多く、その要因は遺伝的によるものが多いが、外傷によっても発症します。

お迎えする際の費用は？

一般的な相場価格は30万円〜40万円です。
体毛の色やサイズ、見た目や販路経路によって相場は変動します。特にキャバリアは毛色や模様によって変動幅が大きいく、「ルビー」色の個体数は少なく高価になりやすい傾向があります。

また「ブレンハイム」という、ホワイトを基調にタンの色が混じっているカラーがあり、この毛色自体は一般的な種類ではありますが、稀に、頭頂部に菱形の模様がある個体はおり、それらは人気が高く、高価で取引されます。

それに加え、ワクチン接種や去勢手術、初めてのお迎えの場合は準備する備品費用を加えると、7~10万円前後が追加で初期費用がかかるでしょう。

お迎えに関しては、こちらの記事にも詳しくまとめていますので是非参考にしてください。

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