ジャック・ラッセル・テリアって飼いやすい？歴史や特徴、日々のお手入れまで徹底解説！

ジャック・ラッセル・テリアは、その小柄さからは想像がつかないほど元気で活発な犬種です。
この記事では、そんなジャック・ラッセル・テリアについて、歴史や性格、日々のお手入れなど様々な観点から解説をします。

もしジャック・ラッセル・テリアのお迎えを検討している、すでに飼育しているけど改めて理解を深めたい飼い主様は、是非この記事を参考にしてみてください。

1 ジャック・ラッセル・テリアとはどんな犬種？
- 1.1 基本情報
- 1.2 歴史
2 ジャック・ラッセル・テリアは飼育しやすい？
3 まとめ
4 参考にした記事・文献

ジャック・ラッセル・テリアとはどんな犬種？

基本情報

ジャック・ラッセル・テリアは、テリア種の一種で、小柄で愛らしい見た目からは想像ができないほど、エネルギッシュな種です。

平均体重は約5~6kg、体高は成犬時で約25~30cm程度に成長します。
毛色は「ホワイト×タン」「ホワイト×ブラック」「トライカラー」といった色が人気カラーです。

歴史

19世紀後半に、イギリスのジョン・ラッセル牧師が、キツネ狩りに特化したイングランド原産のテリア犬種であるフォックテリアを改良して作出したと言われています。
改良の際に、すでに愛玩犬として人気を博していたウェルシュ・コーギー・ペンブローグと交配したという説もあります。

筋肉質で骨太の体つき、動きの俊敏さから、改良後もキツネ狩りとして狩りの手伝いをしていました。

ジャック・ラッセル・テリアは飼育しやすい？

ジャック・ラッセル・テリアの性格

性格は陽気で好奇心旺盛。飼い主に忠実で家族を喜ばせようとします。

しかし、独立心が強く頑固、警戒心の強い一面もあるため、幼少期から社会に慣れさせる訓練と、根気強いしつけが必要です。

キツネ狩りの猟犬として活躍していた本能から、小動物を見ると追いかけてしまう癖があるので、散歩の時など注意が必要です。

手入れのしやすさ〜毛質によって異なるケア〜

ジャック・ラッセル・テリアは「ダブルコート」という毛の生え方をしており、毛は一定の長さまで達したらそれ以上は伸びないため、基本的にはトリミング不要な犬種です。
また、毛質は大きく3種類に分かれており、それぞれで特徴や日々のケアが変わってきます。

スムースへアード：最も皮毛が短く、かつ抜け毛が多い種類。毎日のブラッシングは必須。

ラフへアード：毛質は長く、硬いのが特徴的。ブラッシングは2~3日に1回程度メンテナンスしてあげましょう。

ブロークンへアード：スムースとラフの中間。両方の毛質が入り混じっています。割合は個体差が大きいため、特徴に合ったお手入れをしてあげましょう。

お散歩以外にも思いっきり遊んでストレス発散！

小型犬ですが、もともとキツネ狩りのために作り出された犬種なため、とてもエネルギッシュで運動が大好きな犬種です。
中型犬程度の散歩量は必要で、1日2回40~50分ずつの散歩は必須です。

また運動能力も高くドッグスポーツを楽しみたい方にも向いています。ドッグランなどで、思いっきり遊ばせるとよいでしょう。追いかけることも好きなので、ボールやおもちゃなどで遊んであげることも大事です。

一方で、動きに反応しすぎるケースもあるため、幼少期から行動のコントロールがきくようしつけを行うことが重要となります。

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気をつけたい病気は？

膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼は、犬の膝の関節で膝蓋骨（膝の「パテラ」とも言われる、膝にあるお皿の部分）が本来の位置からずれる病気です。この状態が起きると、犬は痛みを感じたり、歩き方がおかしくなったりします。

皮膚乾燥
短毛種などは、皮膚をコーティングする皮脂の分泌が活発なため乾燥状態になりやすく、乾燥肌が進行すると、外部からの刺激によってかゆみが発生しやすくなります。犬の皮膚はとても薄く、かゆみのある部分を舐めたり掻いたりすることで、皮膚を傷つけたり、皮膚病を患っている場合は症状の悪化にもつながります。

お迎えする際の費用は？

一般的な相場価格は20万円〜30万円となっています。
体毛の色やサイズ、見た目や販路経路によって相場は変動します。
特にジャック・ラッセル・テリアは、アイパンチと呼ばれる、片目に柄の入った見た目の個体が愛らしくて人気とされており、費用が高くなる傾向にあります。

また、性別によって変動幅が大きい犬種としても知られており、性格がよりおとなしい女の子が2~5万円ほど高くなる傾向にあります。

それに加え、ワクチン接種や去勢手術、初めてのお迎えの場合は準備する備品費用を加えると、7~10万円前後が追加で初期費用がかかるでしょう。

お迎えに関しては、こちらの記事にも詳しくまとめていますので是非参考にしてください。

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